海が目の前の美術館。

今日、新しく開館する横須賀美術館のオープニングに行く。（開館は28日から）
都心からほど近い場所に開館する割には、あまり派手なプロモーションをしていなかったせいか、私もつい最近まで知らず、少し前にウワサをチラッと聞いていただけだった。
それにしても、辿り着くまではちょっとした小旅行のような行程。横浜からほぼ二時間近くかかってしまった。横須賀駅からのバスは本数も少ないうえに、40分くらい乗車してようやく到着。三浦半島の海沿いを走ったりと、今日は幸い天気も良かったため、まさに旅行気分。
到着しての第一印象は、美術館というよりもちょっとしたリゾート施設のような趣。都心の高層ビルや威圧的なデザイン・ビルとは全く違う建物。外見は一階分しかなく、周りをガラスで覆っている造りは、金沢21世紀美術館に近い印象も受ける。山本理顕設計だという。
美術館からなだらかに海へ続いて広がる景色はなかなかの光景。館内からも窓の外に海が見えるし、ところどころに丸い開口部が天井や壁面にあって開放的な印象を受ける。
展覧会は「Vital Signs」という企画展。石内都、木村太陽、舟越桂、ヤノベケンジなどなどが参加。

ちょっと都心から離れているが、三浦半島の開放的な光景はなかなか得がたいので、それを体験しがてらという心持ちで来るのが宜しいか。プチ・リゾート気分？を味わいたい時にまた来ようかな、という感想でした。（美術館の感想にあまりなっていませんね。。）

横須賀港にて。