junkoの日記

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「Tokyo Mid」は3/11(日)までです。

久しぶりに時間が空いたので、見たかった展覧会に行ってみる。
東京国立近代美術館でやっていた「都路華香展」「柳宗理展」「横山大観-生々流転」(全て会期終了)となかなかの充実三本立てを同じ建物で見れてしまうとは、さすがMOMATである。
特に横山大観の”生々流転”は40mもの絵巻物をズラ〜〜と見せてしまって、まさに御開帳といった趣きの展示。
題材は、一滴の水から川が流れて海へという光景を描いているが、ラストの大海原が渦巻き竜が現れるあたりなど、延々と大気のうねりのような描写が続き、尋常ではない空間が広がっている。絵巻物というはドラマを展開していくには、うってつけの形式なのだなーというのを、この作品を見てあらためて感じた次第である。それにしても、やはり大観はスゴかった。
外では皇居のお濠脇、コブシと思わしき花がもう満開でした。春本番が近い様子でしょうか。


お次は、森美術館でやっている「日本美術が笑う」展、「笑い展」である。タイトルからしてかなり大胆な括りだなーと思いつつ、あまり神妙にならなくてもよさそうな?企画なので覗いてみる。
日本美術の方は、日本人って結構大らかだったのね、というのを再確認させてくれる企画。笑いというか奇計に富んだ作品たちで、風俗画などは現代の劇画のようで詳しく見ていると面白い発見があったりする。
「笑い展」は、現代アートでユーモアやおかしみを感じさせる作品が並ぶ。それにしても作品が多い!後半は閉館時間に追い立てられ、詳しくチェック出来ず。。一点ずつ鑑賞するというよりも、会場の混沌とした雰囲気を楽しむという様相。個人的には、エルヴィン・ヴルムの”一分彫刻”を誰かやらないかなーと思ったけれど、シャイな日本人の観客では無理かしら。
会場を出るとお馴染みの展望エリア。この日は嵐が去った後のちょっと異様な夕景でした。

六本木と言えば「東京ミッドタウン」という場所がオープンしたそうですが、私はまだ行っていません。ちなみに私の現在公開中の作品「Tokyo Mid」は、こちらと具体的には全然縁はありません(笑)。



さて、現在開催中の私の展覧会もあと3日間を残すのみとなりました。3/10(土)は私も在廊予定ですが、会場の都合で展示室にはいません。御用のお方はスタッフ・ルームへお声を掛けて下さい。もしくは私に直接連絡入れてみて下さい。それでは宜しくお願いいたします。

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