オルドス、再訪の記。

去年2015年のことになりますが、中国モンゴル自治区のオルドスを訪問していました。少し時間が経ってしまいましたが、報告記になります。
2012年の夏に始めて訪れて以来、２度目。前回は情報不足と時間が足りなかった理由で、行けなかったエリアへ訪れるというのが、今回の目的でした。先回はまだ色々不慣れでしたし、街の雰囲気を体感する事に集中していましたので、また再訪する事に。どのように変わっているのかも興味がありましたし。

前回訪問のブログ　http://d.hatena.ne.jp/juwako/20120901
　　　　　　　　　http://d.hatena.ne.jp/juwako/20120907/1347016039
　　　　　　　　　http://d.hatena.ne.jp/juwako/20120917

街の中央、政府庁舎を起点にしてどーんと公園が貫いている。その延長の先にこのビル群があります。街の至る所からも見えるように建っているが、夜見かけたら航空障害灯以外、全く灯りが点いていなかった。文字通りシンボルのためのビル？

今回の目的地は「Ordos 100」の現場。
アイウェィウェイが企画、2000年初頭、オルドス市カンバシ新区はずれに計画された別荘地の開発プロジェクト。 ヘルツォーク&ド・ムーロンが人選し、世界27か国100人の若手建築家が参加し話題となりました。100人の建築家にそれぞれ敷地1000平方メートル用の住宅を設計させ、2010年までに建設する予定でしたが、途中でプロジェクト自体が頓挫。その名残として、現在は9棟ほどの建築物が残ったまま放置。それらは砂に埋もれつつあるという状態となっています。

それらの経緯を描いたのがドキュメンタリー映画「Ordos100」、なかなか興味深いです。
https://www.youtube.com/watch?v=kQNVUH-duCE&list=FLoa5276jd-GVxOp5BRTEyXw&index=120&t=2131s