junkoの日記

アーティスト(写真・映像) www.junkotakahashi.com https://www.facebook.com/junko.takahashi.376/ https://www.instagram.com/juwakot/

最近のちょっと色々。。

 少し前の出来事になりましたが、アグネス・ホテルで「Art@Agnes」というイベントをやってましたね。アート関係者は行かれた方が多かったでしょうが、私のところにもあちらこちらからお知らせメイルやらDMやらが来ていたり、顔見知りの方々が参加していたりだったので、物見高く覗きに行った訳であります。
ちょっと前からの動向として、現代アート作品を流通させるかたちとして、カジュアルなかたちで扱う雰囲気がでてきたみたいですが、このArt@Agnesというイベントもそのような傾向をホテルの部屋を使ってプレゼンテーションする、という企画とお見受けしました。
とりあえず日本もアート・マーケットが身近に定着しつつあるという動向なのでしょうか。それとも、これからこうなって欲しいなーという関係者側の思惑のプレゼンテーションだったのでしょうか。
あまりの人の多さに、果たしてちゃんとした商談が成立していたのかどうか?は、私も関係者からちょっとばかり小耳にはさんだくらいですので、詳しく知るところではありません。。
アート・マーケットが今の(好景気なのか不景気なのかがはっきりしない)日本でも幅広くちゃんと定着してくれるのかどうか、今後の動向がちょっと気になるところであります。少々生臭い話にも思えなくもないですが、作家側からしても、作品が流通する事は収入源となる訳ですしね。霞を食っていく訳にはモチロンいきませんから。。。



 数日後、知人の写真家、安楽寺えみさんと飯沢耕太郎氏とのレクチャーを藝大に聞きに行く。安楽寺さんは、私が最近出した写真集と同じ出版社ナツラエリ・プレスから同時期に写真集が出たばかりです。しかし、彼女の場合は特殊事情で日本には輸入できず、という事態になっております。ここでは、詳しく述べませんが「ナルホド。。こういう事情ですか。」というのは、写真を見ると分かります。「分からない人もいます。」と彼女は言っていましたが。。。
なかなかユニークな体験をした方です(ユニークと言うと彼女には不本意かもしれませんが。)し、写真の量が半端ではありません。御自分で作った写真集の編集デザインもかなりセンスが良いです。そして、彼女は日本のマーケットをもしかしたら飛び越えてしまうかも、という状況か。。?



 それから、久々に雑誌のインタビューを受けました。「Photo GRAPHICA」という写真雑誌です。
インタビュアは以前からちょっと面識のありました写真評論家、及び東京国立近代美術館研究員の竹内万里子さんです。女性同士という事もあってか、写真家と被写体の微妙な関係性などの話に関して、私も色々とお話してしまいました。実際はどれくらい載るのかは分かりませんが(笑)。来月2/20発売です。

                                                                                                          • -

もうすぐ終了!
ナディッフでの写真集「The Receptionist」のプロモーションは今週までです。(1/28、日曜まで。)
週末、表参道近辺に行かれる方がございましたら、どうぞ御覧になって下さいませ。