「Japan Expo 2012」に出品します。

Japan Expo ジャパンエキスポ　2012. 7/5〜8
http://www.japan-expo.com/en/

このイベントは、フランス最大の日本フェスティバルで、４日間で２０万人近く入場者を集めるといわれています。毎年パリ北郊で開催。

パリ日本文化会館から先日、このフェスへの出品依頼がありました。Japan Expo 国際交流基金（JAPAN FOUNDATION）のブースにて、アーティストの作品や日本についてのトピックや文化紹介のヴィデオを展示上映するとの事です。
私はアーティストとしてヴィデオ作品を出展する予定です。その他、森山大道氏のスライド・ショーや映像作家の古郷卓司氏、キャラクターデザインのナカムラモトミチ氏など、計４名ほどが出品参加。

国際交流基金ブース　企画の概要 ；
「伝統的な日本文化でもなく、近年クローズアップされた秋葉原的なサブカルチャーのみではなくそれ以外の、普段あまりフランスで見ることのない日本の日常の深層を提示したい。映像、画像、インターラクティブメディアなどさまざまな素材を組み合わせることでることで、現代の日本は一枚岩ではない、複数性を帯びた社会であることを、さまざまな映像を通じて伝える。
また映像による文化演出表現のさまざまな可能性を探ることにより、平成24年度に予定されているパリ日本文化会館によるデジタルコンテンツ配信事業の実験場としての意味合いを持つ。」
確かに？メンバーの作風は見事にバラバラですので、企画上あえてこのような人選にしたのでしょうね、と感じられました。

私は東京をテーマにしたヴィデオ作品「Tokyo Mid」を出展します。この作品は、2008年東京都写真美術館での展覧会「on your body オン・ユア・ボディ」にも出品しました。

still from 「Tokyo Mid 2」

Japan Expo は、開催の様子が日本でもよく報道されますね。近年の日本のサブカルチャー、特にアキバ系といわれるジャンルが、海外でも多くのファンを獲得しているため、このフェスティバルでは全面的にそれらを紹介。
アニメ、マンガ、Kawaii系のJ-Popやファッションなど盛り沢山の内容、イベントも多数開催されるようです。以前ニュースなどで、色んな国の方々のコスプレ姿が大挙しているお祭り状態の様子を見て、なんだか面白くも不思議な光景だなーと思っていました。

私が出展する国際交流基金は、ファイン・アートや文化教育の交流を対象にした活動分野のため、どっぷりサブカルチャーというジャンルとは違った視点から、日本の文化環境を提示していこうとの狙いが伺えます。周りの喧騒との対比が感じられる空間になるのかしら？？