中国アート・シーンを物語る写真。

ただ今、三影堂写真アートセンターの創設者＆ディレクターであるRongrongロンロン、Inriインリ御夫妻の写真展が開催されています。
場所は、恵比寿にある書店NADiffナディッフ内にあるギャラリーMEM。今まで大阪にあったギャラリーですが、今後東京を拠点としていくようで、今回はそのオープニング展覧会でもあります。

先日は、ロンロン＆インリさんのトークショーとオープニング・パーティーがありましたので伺ってきました。ロンロンさんは中国、インリさんは日本出身の御夫妻で、インリさんが中国へ渡ってから、本格的にお二人での活動が始まったようです。トークでは、彼らの写真家としてのこれまでの活動や、三影堂の設立までの経緯、現在の中国において三影堂のある草場地芸術区がおかれている現状、などなど。今海外からも注目されている中国アート・シーンともリンクしており、その真っ只中で活動されていたお話はとても興味深い内容でした。書店では、中国の現代写真に関した本も特設されています。
彼らのモノクロ写真は、おかれている立場の不安定な現状を映し出しているようでもあり、繊細でドラマ性を感じさせます。

榮榮&映里展　〜10/27まで。　NADiff A/p/r/t 2F MEM

(C)rongrong&inri

私は10月初旬から約１ヶ月間、三影堂のアーティスト・イン・レジデンスを行い、作品制作をします。来年にかけて短期滞在しながら制作して、最終的には三影堂で展覧会を開催する予定です。